平成25年地域振興環境委員会(2013.6.7)

【日比たけまさ委員】

 本日は所管事項の説明と伺っているが、近日中に動かなければならない件名があるので、この場にてご当地ナンバーの申請に関して質問をさせていただく。
従来、自動車のナンバープレートは運輸支局または自動車検査登録事務所の名称等が表示されていたが、地域振興や観光振興の観点から、平成18年から20年にかけ全国19地域で「ご当地ナンバー」が導入された。
 その後も全国各地から「ご当地ナンバー」の追加についての強い要望もあり、本年2月、国土交通省からご当地ナンバーの追加を行う旨が公表された。これを受け、春日井市では「春日井ナンバー」実現に向けた活動が展開されており、現在、国土交通省が定めた「ご当地ナンバー導入要綱」に基づき、県への要望を行う準備を進めている。この件について質問する。
春日井市からの要望に対して、県ではどのような手続きを行うのか。

交通対策課
 国土交通省自動車局が作成したご当地ナンバー導入要綱によると、ご当地ナンバーの導入の基準として、例えば、対象地域内の登録自動車数が10万台を超えていること、対象地域において、地域住民の具体的なニーズがあることなどがあり、春日井市の要望を受けた県は、要望の内容がこの要綱に適合しているかを判断し、妥当と判断される場合は、6月28日までに中部運輸局を通じ国土交通省に提出することとなっている。


【日比たけまさ委員】

 今回の春日井市の動きを県はどのように受け止められているのか。また、今後国への申請に向けてはどのような意気込みで臨まれるのか。

交通対策課
 ご当地ナンバーを地域振興や観光振興に結び付けようとする積極的な姿勢であり、好意的に受け止めている。県としても、是非とも春日井ナンバーの導入が認められるように国土交通省に働きかけるなど、地元の熱意を伝えていきたい。


【日比たけまさ委員】

 先ごろ、市では「春日井ナンバー」実現に向けたアンケート調査を行い、約7割の市民が導入に賛成という結果を得ることができた。「春日井ナンバー」の実現には市民の大きな願いが込められている。ぜひとも県の力強い後押しをお願いしたい。